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組踊
進化し続ける沖縄版オペラ「組踊」
琉球王朝時代の18世紀初めに、玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)という踊奉行が今でいうプロデューサーとなって、中国の使者(冊封使)を歓待するために創作した歌舞劇です。
琉球の歴史や古くからの言い伝えをもとに、これまで70点余りの作品が編み出されてきました。
組踊は能楽や歌舞伎などと並ぶ国指定重要無形文化財であり、ユネスコの無形文化遺産にも登録。日本を代表する古典芸能として、世界各国から訪れる人々をもてなしています。
にどうてきうち
二童敵討
二童敵討の楽しみ方
二童敵討
玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)作の組踊五番の一つ。別名「護佐丸敵討」、十五世紀の大事件 「護佐丸・阿麻和利の変」の史実を扱ったものです。
護佐丸の遺児の鶴松・ 亀千代は、父の仇である勝連城のあまおへ(阿麻和利)を討つため、勝連へ向かいます。
踊り子を装い、あまおへに近づき、復讐を果たすという物語です。
執心鐘入
執心鐘入の楽しみ方
中城若松(なかぐすくわかまつ)という美少年が、首里王府へ向かう途中、日が暮れて中の一軒家に、一夜の宿を請います。
宿の女は好機とばかりに若松を誘いますが、若松はそれを退け、女の積極的な行動から逃れ、末吉の寺に救いを求めかくまってもらうことになります。
思いが募りにつのった女は、 鬼女と化し若松を追いかけ寺に現れます。
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